現場に行く際の注意点

安全装備の着用

ポイント: 現場では常に安全装備を着用することが必要です。

具体例:

  • ヘルメット: 落下物から頭部を守るために必ず着用しましょう。
  • 安全靴: 足元に釘や鋭利な物があることが多いため、安全靴を履くことが推奨されます。
  • 反射ベスト: 作業員から見えやすくするために、反射ベストを着用することで事故のリスクを減らせます。

理由: 安全装備を着用することで、現場での事故やケガのリスクを最小限に抑えることができます。安全第一で行動することが大切です。ヘルメット、安全靴、作業着などは現場事務所などにおかせてもらいのがよい。

事前連絡と許可の取得

ポイント: 現場を訪れる前に、必ず事前に連絡を入れて許可を得ること。

具体例:

  • 現場監督や施工会社に訪問予定を伝え、都合の良い時間を確認します。
  • 許可を得てから現場を訪問し、不意の訪問を避けるようにしましょう。

理由: 現場は作業スケジュールに沿って進行しているため、事前連絡なしでの訪問は作業の妨げになる可能性があります。事前連絡をすることで、スムーズな訪問が可能となり、必要な説明を受けることができます。

作業エリアへの配慮

ポイント: 現場内では作業エリアに注意し、邪魔にならないように配慮すること。

具体例:

  • 作業中のエリアには立ち入らず、安全な通路を通行します。
  • 作業員の動きや重機の動作に注意を払い、作業の妨げにならないようにします。

理由: 作業エリアに不用意に立ち入ると、作業員や自分自身の安全を脅かす可能性があります。現場のルールを守り、作業の邪魔にならないように配慮することが重要です。

写真撮影とその許可

ポイント: 写真を撮影する際は、必ず許可を得ること。

具体例:

  • 現場監督や施工会社に写真撮影の許可を求め、撮影可能な範囲を確認します。
  • 写真撮影の際は、安全を確認してから行います。

理由: 写真撮影にはプライバシーや安全に関する問題が伴うことがあります。許可を得ることで、トラブルを避け、記録としての写真を安心して撮影することができます。

設備や工具に触れない

ポイント: 現場内の設備や工具には決して触れないこと。

具体例:

  • 工具や機械類には触れず、作業員の許可なく操作しないようにします。
  • 現場の備品や材料も、触れないように注意します。

理由: 現場の設備や工具は専門的な知識が必要なものが多く、触れることで事故や故障を引き起こす可能性があります。安全のために、無断で操作しないことが重要です。

適切な服装での訪問

ポイント: 現場に適した服装で訪問すること。

具体例:

  • 動きやすく、汚れてもよい服装を選びます。
  • 長袖・長ズボンを着用し、露出を避けることでケガのリスクを減らせます。
  • 半パン、スカート、サンダルなどは禁止、軍手をはくことが必要。できれば、安全靴を履くのが良い。

理由: 現場は埃や汚れが多いため、適切な服装をすることで汚れやケガを防ぐことができます。動きやすい服装で安全に配慮しましょう。安全靴はつま先に鉄板が入っており、重たいものがつま先に落ちても安全である。

足場には登らない、脚立には上がらない

ポイント: 安全のために、足場や脚立に登ることは避けること。

具体例:

  • 足場の上や脚立に登らないようにし、危険な行動を避けます。
  • 高所での作業は専門の作業員に任せ、自身では行わないようにします。

理由: 高所作業は非常に危険であり、専門的な知識と装備が必要です。無理に登ることで転落事故のリスクが高まります。

2階に上がる際の仮設階段には十分に注意

ポイント: 仮設階段を利用する際は、慎重に行動すること。特に危険です。

具体例:

  • 仮設階段を利用する際は、手すりをしっかりと握り、ゆっくりと昇降します。
  • 荷物を持っている場合は特に注意し、バランスを崩さないようにします。

理由: 仮設階段は通常の階段よりも不安定であり、転倒のリスクが高いです。慎重に利用することで安全を確保できます。危険と感じたなら、登らないようにします。

知識がないのに荒さがしをしない

ポイント: 専門的な知識がないままに施工の荒探しをしないこと。

具体例:

  • 施工の詳細については現場監督や工事監理者に任せ、過度な干渉を避けます。
  • 不明点や疑問点があれば、専門家に相談するようにします。

理由: 専門知識がないままに施工の問題点を探すと、誤った判断をする可能性があり、必要のない心配をすることがあります。知らないことが災いして、それが不信感となることもあるので、知らなければ、聞いたり、調べたりすることが大事です。専門性が高いの専門家に任せることで、正確なチェックが行えます。

現場監督や工事監理者の案内を受ける

ポイント: 現場を訪れる際には、必ず現場監督や工事監理者の案内を受けること。

具体例:

  • 現場監督や工事監理者に現場内を案内してもらい、重要なポイントを説明してもらいます。
  • 案内に従って行動し、指示を守るようにします。

理由: 現場の安全や進捗状況については、現場監督や工事監理者が最もよく把握しています。案内を受けることで、安全かつ効率的に現場を確認できます。

現場の人への飲み物などの気配り

ポイント: 現場の作業員に対して、飲み物などの気配りをすること。

具体例:

  • 現場を訪れる際に、作業員に対して飲み物や軽食を差し入れることで、感謝の気持ちを伝えます。
  • 熱中症対策として、特に夏場には冷たい飲み物、冷たいタオルを用意するなどの配慮を行います。

理由: 作業員への気配りをすることで、現場の雰囲気が良くなり、作業員は機嫌よく、施主のためにという気持ちが強くなりいい仕事につながなります。感謝の気持ちを伝えることで、より良い関係を築くことができます。

職人との会話に注意

ポイント: 職人に対して、工務店の内部事情や施工状況の適正などについて、むやみに話しかけないこと。

具体例:

  • 職人に対して、設計者や現場監督と異なる情報を尋ねたりしないようにします。
  • 親しくなっても、個人的な連絡先(LINEや電話番号)を聞かないようにします。

理由: 職人に対して不要な質問をすると、設計者や現場監督との話が食い違ったり、社内の機密情報を知ったりして、不信感を生む原因となります。現場の秩序を保ち、円滑な現場進行のために、職人とは適切な距離を保つことが大切です。

施工状況の確認と質問

ポイント: 施工状況を確認し、不明点や疑問点があれば現場監督、設計監理者などに積極的に質問すること。

具体例:

  • 現場監督や設計監理者に施工の進捗状況を確認し、疑問点があれば質問します。
  • 設計図や契約内容と異なる点があれば、その場で確認を行います。

理由: 施工状況をしっかりと把握することで、安心して家づくりを進めることができます。また、疑問点を解消することで、完成後のトラブルを防ぐことができます。


 以上の注意点を守りながら現場を訪れることで、安全に施工状況を確認し、安心して家づくりを進めることができます。できあがってからの変更、やり直しは、極力避けるようにします。出来上がってからのやり直しは、職人のやる気を一気に失わせるものになる上に、余分な費用が発生し、工事の遅れとなり、トラブルの原因となります。このようなことにならないよう、早目、早目のチェックが必要で、おかしければ、直せるときに直すとうこと姿勢がうまく工事を進めるコツです。

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